浴室乾燥機の電気代は1時間いくら?機能別料金と節約方法を解説

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浴室乾燥機の電気代は1時間いくら?機能別料金と節約方法を解説

浴室乾燥機は天気に関係なく洗濯物を乾かせる便利な設備ですが、「電気代が高そう」と感じて使うのをためらっている方も多いのではないでしょうか。

実際に浴室乾燥機の電気代を計算してみると、1時間あたり約32〜63円と機種や機能によって幅があります。乾燥機能を毎日3時間使い続けた場合、1ヶ月で3,000〜5,000円以上かかるケースもあり、年間では数万円規模になることがあります。

一方で、換気機能や涼風機能は電気代がわずか数円程度と非常に安く、機能によって電気代は大きく異なります。乾燥時間を短くする干し方の工夫や、フィルター掃除、電力プランの見直しなど、組み合わせることで電気代を大幅に抑えられる可能性があります。

この記事では、浴室乾燥機の機能別・世帯別の電気代をデータをもとに整理し、今日から実践できる節約方法を8つ紹介します。コインランドリーや洗濯乾燥機との比較も掲載しているので、浴室乾燥機をどう使うべきか判断する参考にしてください。

この記事のポイント
  • 浴室乾燥機の電気代は1時間約32〜63円で、機種や機能によって異なる
  • 乾燥機能は消費電力が大きいが、換気・涼風機能は1時間数円程度と安価
  • 一人暮らしで月1,000〜2,200円、4人家族で月5,000円以上が目安
  • フィルター掃除・干し方の工夫・電力プラン見直しで電気代を節約できる
目次

浴室乾燥機の電気代はどれくらい?機能別の料金と使い方

  • 浴室乾燥機の消費電力と1時間あたりの電気代
  • 乾燥・暖房・換気・涼風の機能別電気代を比較
  • 一人暮らしと4人家族の月額電気代シミュレーション
  • コインランドリーや洗濯乾燥機との費用比較
  • 浴室乾燥機を使うメリットとデメリット

浴室乾燥機の消費電力と1時間あたりの電気代

浴室乾燥機の消費電力と1時間あたりの電気代

浴室乾燥機の電気代を理解するには、まず消費電力と計算式を把握することが大切です。基本の計算式は「消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電気料金単価(円/kWh)」で求められます。

renoco.jpの情報によると、浴室乾燥機の電気代は1時間あたり約32円との報告があります。一方、machi-ene.jpではパナソニックFY-13UG7Eの自動乾燥モードの消費電力を1,250Wとして、電気料金単価30円/kWhで計算すると1時間あたり約37.5円になるとしています。

cdedirect.co.jpでは100Vの浴室乾燥機の消費電力の平均値を1,230Wとし、電気料金単価31円/kWhで計算した結果、1時間あたり約38.1円という数値を示しています。また、LIXIL UFD-111Aの乾燥機能の定格消費電力は1,190Wで、1時間で約32円とのことです。

機種によって消費電力は大きく変わります。eneos-power.co.jpの情報では、マックス社BS-261H-CX-2の衣類乾燥モードの消費電力は2,020Wで、1時間あたり62.62円(電気料金単価31円/kWh)になるとされています。これはドライヤー(1,200W)とほぼ同等の電力を消費する機種から、ハイパワーモデルまで幅があることを示しています。

なお、電気ヒーター式とヒートポンプ式では消費電力が大きく異なり、ヒートポンプ式は710W程度で計算されるとの情報もあります。機種選びの際に電気代を抑えたい場合は、消費電力の数値を確認することが重要です。

乾燥・暖房・換気・涼風の機能別電気代を比較

乾燥・暖房・換気・涼風の機能別電気代を比較

浴室乾燥機には複数の機能が搭載されており、使う機能によって電気代が大幅に異なります。機能ごとの電気代を把握することで、目的に応じた賢い使い方ができるようになります。

eneos-power.co.jpの試算によると、乾燥機能は消費電力2,020Wで1時間あたり約62.62円と最も電気代がかかります。一方、cdedirect.co.jpでは平均的な消費電力1,230Wを前提に、乾燥機能の1時間あたりの電気代を約38.1円と試算しています。

暖房機能については、LIXIL製品の強暖房で1時間約34円(消費電力1,250W)という数値があります。eneos-power.co.jpの試算では、入浴前の1時間あたり約69円、入浴中は約66円との報告もあります。機種や使用条件によって変わります。

換気機能は電気代がかなり安く、cdedirect.co.jpによると強の設定で1時間あたり約0.8円、24時間で約19.2円との報告があります。LIXIL製品では24時間換気で消費電力11Wのため、1日約7円、1ヶ月約223円との報告があります。eneos-power.co.jpでは24時間あたり約3.7円、1ヶ月約112円という数値もあります。

涼風機能も電気代は非常に安く、LIXIL製品では強涼風で1時間約1.2〜1.4円(消費電力45〜50W)、eneos-power.co.jpの試算では消費電力30Wで1時間あたり約0.9円とされています。

つまり、乾燥・暖房機能は1時間30〜70円程度かかるのに対して、換気・涼風機能は1時間1円前後と、同じ浴室乾燥機の機能でも電気代には数十倍の差があります。

一人暮らしと4人家族の月額電気代シミュレーション

一人暮らしと4人家族の月額電気代シミュレーション

実際の生活でどれくらいの電気代がかかるのかを、世帯規模別にシミュレーションで確認しましょう。

tokyo-gas.co.jpの情報によると、一人暮らしで毎日乾燥を2時間使用した場合(マックスBS-161H-2、東京ガス基本プラン29.7円/kWh)、1日約71.28円、1ヶ月約2,209.68円になるとされています。2日に1回、2.5時間の乾燥であれば1ヶ月約1,336.5円に抑えられます。

LIXILの計算例では、一人暮らしで乾燥を3時間/日使用した場合、1ヶ月約2,976円、1年約35,040円との報告があります。cdedirect.co.jpによると、毎日3時間使用で約3,429円、2日に1回であれば約1,715円という試算もあります。

4人家族で毎日5時間稼働させた場合は、1日約178.2円、1ヶ月約5,524.2円になるとの報告があります(tokyo-gas.co.jp)。また、enechange.jpによると毎日3時間使用した場合の年間電気代は約42,431円(パナソニック1,250W、31円/kWh)との報告もあります。

季節による乾燥時間の違いも考慮が必要です。cdedirect.co.jpによると、春秋は約2〜3時間、夏は約2〜2.5時間、冬は約3.5〜4.5時間が目安とのことです。冬は夏の倍近い時間がかかるため、電気代も季節によって変動します。

大まかな目安として、単身者で月1,000〜2,200円前後、家族世帯では月5,000円以上になるケースもあるとのことです。

コインランドリーや洗濯乾燥機との費用比較

コインランドリーや洗濯乾燥機との費用比較

浴室乾燥機の電気代が高いと感じる方も多いですが、他の乾燥手段と比較するとどうでしょうか。

LIXILの情報によると、浴室乾燥機(標準乾燥)で衣類5kgを乾かした場合、約2時間45分・約88円かかるとのことです。一方、風乾燥モードなら約6時間・約23円と大幅に安くなります。

LIXILの比較データによると、コインランドリーは10分100円で、30分使用すると300円かかります。3日に1回乾燥する場合の月間費用を比べると、浴室乾燥機(風乾燥)は約230円/月に対して、コインランドリーは約3,000円/月と大きな差があります。5年間で比較すると、浴室乾燥機(風乾燥)約13,800円に対してコインランドリーは約180,000円になるとLIXILは示しています。

洗濯乾燥機との比較では、cdedirect.co.jpによると浴室乾燥機3時間の電気代が約114.3円、ドラム式洗濯乾燥機1回が約32.5円、縦型洗濯乾燥機1回が約35円となっています。machi-ene.jpの比較でも、洗濯乾燥機98分の使用で約44円に対して浴室乾燥機は約61円という結果が出ています。

ガス乾燥機(リンナイ乾太くん6kg)は都市ガスで1回約58円、プロパンで1回約96円との報告があります。除湿乾燥機(コンプレッサー式)は6時間で約36円との報告があります。

コスト面だけで見れば、1回あたりではドラム式洗濯乾燥機が優れていますが、コインランドリーと比べると浴室乾燥機の方が長期的にはコストを抑えられる可能性があります。

浴室乾燥機を使うメリットとデメリット

浴室乾燥機を使うメリットとデメリット

電気代だけでなく、浴室乾燥機を使うことのメリットとデメリットを把握しておくと、活用の判断がしやすくなります。

メリットとして複数の情報源が挙げているのが、天気や花粉を気にせずいつでも洗濯物を干せる点です。雨続きの季節や花粉の多い時期でも洗濯のタイミングを気にしなくてよいのは大きな利点です。また、ハンガーに干した状態で乾燥できるため、洗濯物がシワになりにくいという特徴もあります。

温風で短時間乾燥することで雑菌の繁殖を防ぎ、部屋干し特有の生乾き臭が気にならないという点も評価されています。換気・乾燥機能で浴室の湿気を除去できるため、浴室のカビ対策にもなります。さらに、入浴前に浴室を温めることでヒートショックのリスクを軽減できる暖房機能のメリットも複数のソースで言及されています。防犯面で洗濯物を外に見せないという利点もあります。

一方でデメリットとしては、消費電力1,200〜2,000Wと電気代が高く、毎日使うと月3,000円以上かかる点が挙げられます。浴室内のランドリーパイプ分のスペースに限りがあるため、大量の洗濯物には対応しにくい面もあります。フィルター掃除の手間もデメリットの一つです。また、洗濯物乾燥中の3〜4時間は入浴できないという制約もあります。

浴室乾燥機の熱源は電気ヒーター式、ヒートポンプ式、ガス温水式の3種類があり、それぞれコストや性能が異なります。

浴槽乾燥機の電気代を節約する使い方と料金プランの見直し

  • フィルター掃除と干し方で電気代を下げる使い方
  • 電気料金プランや夜間割引を活用した節約
  • サーキュレーター併用と浴室内水分除去による節約

フィルター掃除と干し方で電気代を下げる使い方

フィルター掃除と干し方で電気代を下げる使い方

浴室乾燥機の電気代を下げる最も手軽な方法の一つが、フィルター掃除と干し方の工夫です。これらは費用をかけずに今日からできる節約方法です。

フィルターにホコリが詰まると風量が落ちて乾燥効率が低下し、余計な電力を消費してしまいます。複数の情報源がこの問題を指摘しており、フィルター掃除の目安は月1回程度が推奨されています。ただし、3〜6ヶ月に1回でよいとする情報もあり、使用頻度によって調整するとよいでしょう。

フィルター掃除の手順は、取り外し→掃除機でホコリを吸い取り→水洗い→乾燥後に取り付けという流れです。難しい作業ではないので、定期的な習慣にすることで乾燥効率を維持できます。

干し方の工夫では「アーチ干し」が効果的とされています。両端に丈の長い衣類、中央に丈の短い衣類を配置することで、空気の循環が改善されて乾燥時間を短縮できます。

洗濯物の間隔も重要です。中部電力ミライズの実験によると、洗濯物間隔を5cm程度空けるだけで乾燥スピードに大きな差が出るとのことです。洗濯物同士が密着した状態だと、温風が行き渡らずに乾きムラが生じ、乾燥時間が延びてしまいます。

乾きにくいものを温風が当たる場所(乾燥機の下部・吹き出し風の中央部)に干し、乾燥中に乾き具合を確認して途中で位置を入れ替えると均等に乾きやすくなります。また、こまめに少量ずつ洗濯することで1回の乾燥時間を短縮できるという方法もあります。さらに、外干しや室内干しと組み合わせて浴室乾燥機の稼働時間を減らすことも、電気代節約につながります。

電気料金プランや夜間割引を活用した節約

電気料金プランや夜間割引を活用した節約

電気代の節約を考えるうえで、電力会社のプラン見直しは根本的な効果が期待できる方法です。

夜間の電気料金が安いプランを利用している場合、夜間に浴室乾燥機を使うことで節約できます。夜間割引の時間帯は23時〜7時の間が安くなることが多いとの情報があります。夜間に浴室乾燥機を使用する際は、タイマー機能を活用して就寝前にスイッチを入れる方法が有効です。

オール電化住宅で夜間の電気代が安いプランを利用している場合、1時間あたり約10円程度で使えるケースがあるとの情報もあります。enechange.jpによると、電気料金プランの見直しや夜間・昼間の使い分けが年間で約10,000円程度の節約効果につながるケースがあるとされています。

2016年4月の電力自由化以降、さまざまな電力会社やプランから選べるようになりました。各電力会社によってプランや割引が異なるため、まず現在の契約内容を確認することが重要です。時間帯別料金プランへの変更は、使用量の多い家庭ほど節約効果を実感しやすいとの報告があります。

また、最新の浴室乾燥機への買い替えも省エネモードやスピード乾燥機能により電気代節約につながる可能性があります。古い機種を使い続けている場合は、最新モデルの消費電力を比較してみる価値があります。

サーキュレーター併用と浴室内水分除去による節約

サーキュレーター併用と浴室内水分除去による節約

浴室乾燥機の稼働時間を短くすることが電気代節約の基本です。そのために有効なのが、補助機器の活用と使用前の環境整備です。

サーキュレーターや扇風機との併用は、複数の情報源が推奨しています。サーキュレーターとの併用で浴室内の空気循環が促進されて乾燥効率が上がります。サーキュレーター自体の電気代はごくわずかで、24時間つけっぱなしにしても10〜30円程度とのことです。扇風機との併用でも洗濯物に効率よく温風を当てられ、乾燥時間の短縮が期待できます。

浴室の環境整備として最も効果的なのが、使用前に壁・床・天井の水滴を拭き取ることです。浴室乾燥機は浴室全体の湿気も乾燥させなければならないため、水滴が多い状態だと余分な電力を消費します。使用前に拭き取るだけで乾燥時間が短縮できるとの情報があります。

お湯を張った浴槽に風呂ふたをすることで、浴槽からの湯気が浴室内に広がるのを抑えられます。また、浴室の窓がある場合は、換気効率を上げるために窓を閉めてから乾燥機を使うことが推奨されています。

入浴後にまず涼風機能や換気機能で先に湿気を飛ばしてから乾燥モードに切り替える方法も有効とのことです。洗濯機で十分に脱水してから浴室乾燥機で乾かすことで乾燥時間を短縮できます。また、室内干しで部分的に乾かしてから浴室乾燥機を使うと稼働時間を減らせるという方法もあります。浴室ドアの空気取入口を開けておくことで換気が促進し、乾燥時間が短縮できる場合もあります。

浴室乾燥機の電気代と節約方法まとめ

この記事のまとめです。

  • 浴室乾燥機の1時間あたりの電気代は機種・機能によって約32〜63円と幅がある
  • 乾燥機能が最も消費電力が大きく、換気・涼風機能は数円程度と大きな差がある
  • 一人暮らしで月1,000〜2,200円、4人家族で月5,000円以上が目安
  • 毎日3時間の乾燥では年間約42,000円を超えるケースもある
  • コインランドリーより浴室乾燥機の方が1回あたりの費用は安い
  • 洗濯乾燥機(ドラム式)と比べると浴室乾燥機の方が電気代は高い傾向がある
  • フィルター掃除を月1回行うことで乾燥効率を維持できる
  • アーチ干しや洗濯物の間隔確保で乾燥時間を短縮できる
  • 浴室内の水分を拭き取ってから使用することで稼働時間を短くできる
  • サーキュレーター・扇風機との併用が乾燥効率の向上に有効
  • 夜間電力が安いプランへの変更が根本的な節約に効果的
  • 外干しや室内干しとの組み合わせで稼働時間を削減できる
  • 暖房機能(冬季1時間/日)は1ヶ月約952〜1,000円程度かかる
  • ヒートポンプ式は電気ヒーター式より消費電力を大幅に抑えられる可能性がある
  • 電力会社・プランの変更は年間数千円〜1万円以上の節約効果が見込めるケースがある
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