エアコン28度つけっぱなしの電気代はいくら?1日・1ヶ月の目安と節電のコツ

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エアコン28度つけっぱなしの電気代はいくら?1日・1ヶ月の目安と節電のコツ

夏の暑い日、エアコンを28度設定でつけっぱなしにしていると「電気代、大丈夫かな」と気になる方は多いのではないでしょうか。

複数のデータをまとめると、6畳の部屋で最新の省エネ機を28度設定で24時間運転した場合、1日の電気代は約150〜220円前後、1ヶ月では約4,500〜7,000円程度との目安が報告されています。「思ったより安い」と感じた方もいるかもしれません。

また「こまめにオンオフした方が安いのでは?」という疑問についても、実験データをもとにお答えします。外出30分以内ならつけっぱなしの方が有利なケースが多いとのデータもあります。

この記事では、6畳・8畳・10畳の部屋別の電気代目安や、冷房と暖房での違い、さらにフィルター掃除やサーキュレーター活用といった節電のコツまで詳しく解説します。

この記事のポイント
  • 6畳・省エネ機・28度設定でのつけっぱなし電気代の目安(1時間・1日・1ヶ月)がわかる
  • 28度設定が冷房・暖房それぞれで意味が異なる理由がわかる
  • つけっぱなしとこまめなオンオフ、どちらが安いかの判断基準がわかる
  • フィルター掃除・サーキュレーター活用などで電気代を抑える具体的な方法がわかる
目次

エアコン28度つけっぱなし電気代の目安と仕組み

  • 28度設定でつけっぱなしにした場合の1時間・1日・1ヶ月の電気代
  • 部屋の広さ(6畳・8畳・10畳)による電気代の違い
  • 冷房28度と暖房28度で電気代が異なる理由
  • つけっぱなしとこまめなオンオフ、どちらが安いか

28度設定でつけっぱなしにした場合の1時間・1日・1ヶ月の電気代

28度設定でつけっぱなしにした場合の1時間・1日・1ヶ月の電気代

エアコンの電気代は「消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh)」で計算できます。電気料金の目安単価は全国家庭電気製品公正取引協議会が定める31円/kWhが広く使われています(S6、S9)。

6畳の部屋で最新省エネ機種を28度設定で使った場合の電気代の目安は次の通りです(S1、S8)。

期間 電気代の目安
1時間 約12〜15円
1日(24時間) 約150〜220円前後
1ヶ月(30日) 約4,500〜7,000円程度

※6畳用最新省エネ機・28度設定・電気料金単価31円/kWhで算出した目安。

150円から220円まで幅がありますが、どちらが近いんでしょう?

外気温や部屋の断熱性によって大きく変わります。猛暑日は高くなり、涼しい日は低くなります。

実測例として、7畳・設定28度・外気温最高35度の猛暑日でも1日79.91円という記録もあります(S24)。雨戸を締め切って遮熱カーテンを使用した条件でのデータですが、工夫次第でさらに抑えられる可能性があるとのことです。

一方、最新省エネ機と10年前のモデルを比べると電気代に大きな差があります。最新機種は従来機より電気代が最大4割安くなる傾向との報告があります(S1)。

機種 1時間電気代 1日(12時間)電気代 1ヶ月電気代
最新省エネ(28度) 約12.4円 約148円 約4,440円
10年前モデル(28度) 約21.7円 約260円 約7,800円

※電気料金単価31円/kWhで計算(S1)

旧型機種の場合は1ヶ月で6,000〜8,000円台になることもあるとの報告があります(S8)。数値はエアコンの機種・年式・部屋の断熱性・外気温によって変動するため、あくまで目安として参考にしてください。

部屋の広さ(6畳・8畳・10畳)による電気代の違い

部屋の広さ(6畳・8畳・10畳)による電気代の違い

部屋の広さによってエアコンの消費電力は変わります。広い部屋ほど対応するエアコンのパワーが大きくなり、消費電力が増えます(S6)。

部屋の広さ 消費電力の目安 1時間あたり電気代
6畳 0.42kW(約400W) 約13.0円
8畳 0.47kW 約14.6円
10畳 0.63kW 約19.5円
12畳 0.88kW 約27.3円

※電気料金単価31円/kWhで計算(S6)

1ヶ月の電気代の目安については、6畳の最新省エネ機で約4,440円、10畳で約6,690円との報告があります(S1)。

部屋の広さに合わないエアコンを使うと常にフルパワー稼働となり、電気代が高くなる可能性があります(S6)。

また、新型と旧型の差も大きく影響します。6畳用の新型で1ヶ月約7,200円、旧型で約9,360円という比較データがあります(S3)。10畳用なら新型で約10,080円、旧型で約12,960円という数値が報告されています(S3)。

複数のデータを見ると、6畳用の最新省エネ機(約400W前後)であれば月4,000〜5,000円台に抑えられる可能性があるとの報告があります。

使用環境(断熱性・日差し・カーテン)が整っていれば消費電力はさらに低減できる可能性があるとのことです(S1)。鉄筋コンクリートのマンションでは断熱性が高いため、木造住宅と比べてより電気代を抑えやすい傾向があります。逆に、部屋の広さに合わない小さなエアコンを大きな部屋で使うとフルパワー稼働が続き、かえって高くなる点には注意が必要です(S6)。広い部屋ではエアコンの消費電力がさらに増加するため、機種選びも節電の重要な要素となります(S5)。

冷房28度と暖房28度で電気代が異なる理由

冷房28度と暖房28度で電気代が異なる理由

28度設定は冷房時の推奨温度として広く知られていますが、暖房時には意味合いが変わります。環境省は暖房時の室温目安を20度と推奨しており、28度設定は暖房としてはやや高めの設定となります(S4)。

冷房と暖房で電気代が異なる大きな理由は、室温と設定温度の差にあります(S9)。

  • 冷房時:室温30℃・設定温度28℃ → 差2℃
  • 暖房時:室温6℃・設定温度20℃ → 差14℃

室温が設定温度に達するまでの間、エアコンはより多くの電力を消費するため、差が大きい暖房時の方が電気代は高くなります(S9)。外気温と設定温度の差が大きいほど消費電力が増える仕組みのため、冬は特に電気代が上がりやすいといえます(S30)。

エネチェンジの実測実験では、設定26度で24時間稼働させた場合の結果として、冷房24時間=約127円、暖房24時間=約284円という数値が出ています(S2、S11)。暖房が冷房の2倍以上になった結果です。

冬に暖房を28度設定でつけっぱなしにしても、外気温が低い場合は電気代だけが増加し、十分に温まらないことが多いです。暖房時は20〜22度設定が推奨されています(S3)。

さらに冬の暖房には「霜取り運転」が発生し、消費電力量が増える原因になるとのことです(S11)。暖房時は冷房時より最大消費電力が約2倍になるケースもあるとの報告があります(S25)。

エアコンの仕組みから考えると、冷房は室内の熱を室外に逃がすことで冷やすのに対し、暖房は外の空気から熱を取り込む仕組みです。外気温が低いほど取り込める熱が少なくなるため、消費電力が増えます(S30)。このため「同じ時間使用しても冷房と暖房で電気代に差が出る」というわけです。冷房28度は省エネ効果が大きく快適性も良好ですが、暖房28度は適温より高く非推奨となっています(S3)。

つけっぱなしとこまめなオンオフ、どちらが安いか

つけっぱなしとこまめなオンオフ、どちらが安いか

エアコンが最も電力を消費するのは、電源を入れてから設定温度に達するまでの「起動時」です(S6)。この特性から「つけっぱなしの方が安い」と言われることが多いですが、条件によって変わります。

エネチェンジの実験では、9時間比較でつけっぱなし63円、30分おきにオンオフ64円という結果が出ています。つけっぱなしの方が1円安い結果でした(S2)。

ダイキン・パナソニックの実測データでは、夏・6畳・つけっぱなし374円 vs オンオフ400円(26円安)、冬・つけっぱなし361円 vs オンオフ390円(29円安)との報告があります(S7)。

目安となる外出時間については次の通りです(S6、S7、S18)。

外出時間 おすすめの使い方
30分以内 つけっぱなし
1時間〜2時間 状況による(外気温3℃以下の冬はつけっぱなしが有利なことも)
3時間以上 オフにする

パナソニックの調査によると、暖房の場合、エアコンを切ってから30分で室温が大きく下がるというデータがあるとの報告があります(S29)。

猛暑日(気温35度以上)の日中はつけっぱなしの方が電気代を抑えられるとのデータがあります。一方、夜間は気温が下がるため、こまめにオンオフした方が節約になるケースもあるとのことです(S29)。

外気温が3度以下の冬はつけっぱなしの方が有利との報告もあります(S29)。日中の使い方と夜間の使い方を分けて考えると、より効率的に節約できます。

エアコン28度つけっぱなしで電気代を抑える節電のコツ

  • サーキュレーター・扇風機との併用で体感温度を下げる
  • フィルター掃除と室外機管理で消費電力を下げる
  • 設定温度・風向き・風量の調整で効率アップ
  • 冷房と除湿の使い分けで電気代を最適化する
  • エアコン28度つけっぱなし電気代のまとめ

サーキュレーター・扇風機との併用で体感温度を下げる

サーキュレーター・扇風機との併用で体感温度を下げる

エアコンを28度設定にしていると「少し暑い」と感じることもあります。そんなときはサーキュレーターや扇風機との併用がおすすめです。28度設定でサーキュレーターを使うと体感的に26度くらいに感じられるとの体験報告があります(S2)。

冷気は下に溜まりがちなので、部屋全体に風を回すことで体感温度が下がります(S8、S28)。エアコンの風向きを水平にし、扇風機は上向きで首振り状態にすると冷風を効率的に循環できるとの報告があります(S28)。

暖房時には、天井付近に溜まった暖気をサーキュレーターで循環させることで温度ムラがなくなるとのことです(S18)。体感温度を調整することでエアコンの設定温度を変える必要がなくなり、余計な電力消費を避けられます(S28)。

サーキュレーター使用で月500円以上節約できたとの報告があります(S8)。節電しながら快適さを維持できる方法として積極的に活用したいところです。

フィルター掃除と室外機管理で消費電力を下げる

フィルター掃除と室外機管理で消費電力を下げる

エアコンの性能を発揮させるために、定期的なお手入れは欠かせません。フィルターが汚れていると最大20%消費電力が増えるというデータがあります(S8)。

2週間に1度はフィルターを掃除することが推奨されています(S8、S18)。フィルターにほこりが溜まると冷えにくい(暖まりにくい)要因の一つになります(S28)。

室外機の管理も重要です。

  • 室外機の吹き出し口にものを置くと冷暖房の効果が下がるとのことです(S28)
  • 室外機に日光が当たると熱を捨てる効率が低下し消費電力が上がります(S19)
  • 日よけパネルを乗せるなど、日が当たらない工夫が有効です(S19)
  • 冬は室外機の周りに雪が積もっていないかチェックが必要です(S28)

エアコンの劣化が進むと冷却性能が低下し余計な電力を消費することになります(S13)。10年以上前の古いエアコンは最新の省エネ機種への買い替えを検討することで電気代が大幅に安くなるケースもあるとの情報があります(S18)。

設定温度・風向き・風量の調整で効率アップ

設定温度・風向き・風量の調整で効率アップ

設定温度を1度変えるだけで消費電力が大きく変わります。

  • 冷房の設定温度を1度上げると約13%の消費電力削減との目安(S10)
  • 暖房の設定温度を1度下げると約10%の消費電力削減との目安(S6、S10)

環境省が推奨する冷房時の設定温度目安は26〜28度、暖房時は20度と公表されています(S10、S18)。28度から27度に1度下げると電気代が約10〜13%増加するとの報告もあります(S5)。

風量と風向きについては次の点が参考になります。

  • 風量は自動設定がおすすめ。部屋が冷えるまでは強風、冷えた後は弱風に切り替わり効率的です(S19)
  • 冷房時は風向きを上向きに設定すると効率的に部屋全体を冷やせます(S19)
  • 暖房時は風向きを下向きにすることで天井に溜まった暖気を下に送れます(S18)

最初から「弱」で運転すると温度上昇に時間がかかり多くの電力を消費することもあります(S19)。自動運転に設定しておく方が効率的です。

エアコン使用前に換気してから稼働させると効率が上がるとの報告があります(S19)。帰宅後はすぐにエアコンをつけるのではなく、まず窓を開けて部屋の熱を外に逃がすことが有効です。

冷房と除湿の使い分けで電気代を最適化する

冷房と除湿の使い分けで電気代を最適化する

梅雨時期や湿度が高い日には、冷房と除湿の使い分けが電気代の節約につながります。除湿機能には主に次の3タイプがあります(S5)。

除湿タイプ 特徴 電気代
弱冷房除湿 湿度を下げながら室温も少し下がる 最も安い
再熱除湿 室温を下げずに湿度だけを下げる 最も高い
ハイブリッド除湿 中間的な性能 中程度

モード別の1時間電気代目安(6畳用インバーター機・31円/kWhで試算)(S23)。

モード 1時間の電気代
冷房 約15.2円
弱冷風除湿 約12.1円
再熱除湿 約20.2円

弱冷房除湿は冷房より大幅に電気代を節約できるとの説明があります(S5、S23)。再熱除湿は冷やした空気を再び温めるため、冷房より電気代が高くなります(S5)。

真夏の暑い日には冷房を選び、梅雨時期のように湿度が高く気温がそれほど高くない時は弱冷房除湿を活用することが推奨されています(S5)。

湿度が高いと同じ室温でも不快感が増すとのことです(S22)。除湿で湿度も管理することで、より快適に過ごしやすくなります。除湿機能は機種によって搭載されているタイプが異なり、ベーシックモデルは弱冷房除湿のみの場合が多いとのことです(S5)。

エアコン28度つけっぱなし電気代のまとめ

この記事のまとめです。

  • 6畳・省エネ機・28度設定でのつけっぱなし電気代は1時間あたり約12〜15円程度との報告がある
  • 1日24時間つけっぱなしにした場合の電気代は約150〜220円程度と幅があり、機種や外気温による
  • 1ヶ月のつけっぱなし電気代は6畳・省エネ機で約4,500〜7,000円との目安
  • 部屋が広くなるほど消費電力が増え、10畳では新型機種で1ヶ月6,000〜10,000円台、旧型機種では12,000円台になるケースもあるとの報告がある
  • 28度設定が推奨されるのは冷房時であり、暖房時は20度設定が環境省の推奨
  • 冷房より暖房の方が電気代が高くなる傾向があり、実測でも暖房24hが冷房の約2倍以上の結果が出ている
  • エアコン起動時に最も電力を消費するため、短時間(30分以内)の外出ならつけっぱなしの方が電気代が安い傾向との報告がある
  • 3時間以上の外出ではオフにした方が節約になる場合が多いとのことです
  • 猛暑日の日中はつけっぱなし、夜間は外気温次第でこまめなオンオフが節約になるケースもある
  • サーキュレーター・扇風機との併用で体感温度を下げ、28度設定のまま快適に過ごせる
  • フィルター汚れで最大20%消費電力が増えるとのデータがあり、2週間に1度の掃除が推奨されている
  • 設定温度を1度調整するだけで消費電力が10〜13%変化するとの目安
  • 風量は自動設定、冷房時は風向き上向き、暖房時は下向きが効率的との報告がある
  • 梅雨や湿度が高い時期は弱冷房除湿の活用が電気代を抑えながら快適に過ごす方法として有効
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